レク・体操

10月のレクリエーションにおすすめ7選【介護施設向け】

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

9月の残暑も落ち着いて過ごしやすい日が続く10月。
この季節には、子供たちが運動会に向けて練習している声が聞こえてくることもありますよね。

過ごしやすい日々が続くこの季節には、軽い運動で汗を流すのがおすすめです。
今回の記事では、10月のレクリエーションにおすすめの内容をご紹介していきます。

ぜひ業務の参考にしてみてください。

10月におすすめのレクリエーション

秋といえば運動会。
運動会にちなんだ体を動かすレクリエーションもご紹介していきますので、ぜひ取り入れてみてください。

玉入れ

利用者さんが座っている位置から少し離れたところに箱を置いておき、そこめがけてお手玉を入れていきます。
手で玉入れをするのでは簡単な場合もありますので、そういった場合には足を使いましょう。

足を使って入れた場合には、得点は2倍などにするとより楽しむことができます。

入ったお手玉の数を数えるときには、利用者さんと一緒に数を数えると盛り上がります。

大玉送り

大玉送りも運動会の定番です。

利用者さんには椅子に座ってもらい、玉を頭の上で送っていきます。
座って行うので、車椅子の方でも気軽に参加することができます。

大玉として使う玉はバランスボールなどの軽くて柔らかいものがおすすめです。

スプーンリレー

運動会の醍醐味といえばリレーです。

介護施設では走ることが大変なので、スプーンリレーがおすすめです。
スプーンを手に持ち、その上にピンポン球を乗せておきます。

ピンポン球を落とさないように、次の人のもとに歩いていきパスしていきましょう。
ピンポン球を乗せた状態で落とさずに歩く」というのはなかなか難しいです。

落とさずに進むのが難しい場合には、ピンポン球とスプーンを紐などで繋いでおけば、落ちてもピンポン球が転がっていかないので、レクリエーションが進行しない、という状況を避けることができます。

借り物競走

運動会では親御さんも参加することがある借り物競走。

介護施設バージョンでは、利用者さんが選手になるのは大変なため、介護職員が選手となり、利用者さんから借り物をしていきましょう。
選手は介護職員ですが、物を貸すのは利用者さんなので、全員が参加することができます。

風船バレー

風船バレーも座って行うことができるので、車椅子の方でも気軽に参加することができます。

参加人数が多いと、輪が大きくなるので中心に介護職員が入り、手の届かないところに風船が飛んでいってしまった場合にサポートを行いましょう。

他の介護職員は、夢中になって風船を追いかけて椅子から落ちないように利用者さんを見守っていましょう。

ボッチャ

ボッチャは元々は障害者スポーツの一つです。

正式なボッチャの道具は結構な値段がするので、お手玉を代用します。
お手玉を投げる先の床に得点票を置いておきます。
3〜5m程度離れて、そこに向かってお手玉を投げていきましょう。

中心に近ければ近いほど点数を高くする、
もっとも遠いところを高得点にする、などアレンジ方法はさまざまです。

もしお手玉がたくさんない場合には、新聞紙を丸めてガムテープで補強したものを使いましょう。
新聞紙がある分だけボールを作れますし、手軽に作ることができるのでおすすめです。

10月にちなんだ雑学クイズ

ここからは10月にちなんだ雑学クイズをご紹介していきます。
レクの合間の休憩などとして利用するのがおすすめです。

1.1964年10月10日に行われた世界的なスポーツ大会は何でしょうか?

A.アテネオリンピック
B.東京オリンピック
C.長野オリンピック

2.10月を旧暦の名称はどれでしょうか?

A.神無月
B.弥生
C.霜月

3.10月といえばハロウィンですが、ハロウィンの日に仮装するのは何故でしょうか?

A.霊を呼び寄せるため
B.お菓子をもらうため
C.霊を遠ざけるため

4.体育の日の由来となった出来事は何でしょうか?

A.長野オリンピック
B.東京オリンピック
C.全国スポーツ・レクリエーション祭

5.ハロウィンの日には、かぼちゃランタンが飾られていることが多いですが、元々はかぼちゃ以外の野菜がランタンとして使われていました。その野菜は何でしょうか?

A.カブ
B.さつまいも
C.大根

6.10月といえば柿が美味しい季節なのですが「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」という有名な句を詠んだ俳人は誰でしょうか?

A.正岡子規
B.夏目漱石
C.小林一茶

10月にちなんだ雑学クイズ解答編

1.B:東京オリンピック
1964年10月10日に東京オリンピックの開会式が行われました。
初のアジア地域開催であり、また有色人種国家で初めて開催されてオリンピックです。

2.A:神無月
10月は全国の神様が出雲大社に出かけてしまうため、ほとんどの神様がいなくなってしまいます。
そのため、10月は「神がいない月」ということで神無月と呼ばれています。

3.C:霊を遠ざけるため
10月31日は霊や魔女が出てくる日と言われています。
そのため身を守るために仮装をして魔除けを行います。
仮装することで霊や魔女に紛れ、目をくらますという意味があります。

4.B:東京オリンピック
1964年10月10日に東京オリンピックが開催されたことをきっかに1999年までは10月10日を「体育の日」としていました。
その後2000年からはハッピーマンデーが始まり祝日が月曜日に移動したことがきっかけとなり10月の第2日曜日が「体育の日」となりました。

5.A:カブ
ハロウィンはアイルランドの物語が発祥です。
この物語に出てくる主人公ジャックが悪魔を追い払うために、ジャックオーランタンを戸口に飾ったのが由来となっています。
この時ランタンとして飾ったのはカブをくり抜いたものを飾っていました。
しかしアメリカではカブが手に入りにくくかぼちゃを代用していたことがきっかけとなり、ハロウィン=かぼちゃとなっています。

6.A:正岡子規
10月26日に正岡子規が上京する途中に立ち寄った奈良の法隆寺で詠まれた秋を代表する句です。
この句にちなんで10月26日は「柿の日」とされています。

まとめ

この記事では10月のレクリエーションにおすすめの内容をご紹介しました。

過ごしやすい日々が続くので、体操なども取り入れやすくなる季節です。
汗もあまりかかなくなりますが、水分補給だけはこまめに行うようにしましょう。

秋から冬にかけて脱水症状を生じる方が多くいます。
介護職員が水分補給を促すように声かけするだけで、脱水症状は防ぐことができますのでレクリエーションの合間などに声かけを入れていきましょう。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加