レク・体操

夏のレクリエーションにおすすめ7選【介護施設向け】

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暑さも次第に厳しくなり、屋外のレクリエーションを行うには厳しい季節がやってきました。
屋内だけのレクリエーションではマンネリ化してしまい、飽きてしまう利用者さんもいるのではないでしょうか?

そんなときは暑さを忘れられる・吹き飛ばせるようなレクリエーションを行なってきましょう。
この記事では夏のレクリエーションにおすすめな内容をいくつかご紹介していきたいと思います。

ぜひ明日からの業務に活用してみてください。

夏におすすめなレクリエーション

夏といえば夏祭りや花火、梅雨などさまざまなものが思い浮かぶかと思います。
ここからは、それぞれの行事やイベントにちなんだレクリエーションをご紹介していきます。
その時期にちなんだレクリエーションを行えば、利用者さんも季節感を楽しむことができます。

盆踊り

夏祭りといえば盆踊りですよね。
昔はお祭りで踊っていた。
という利用者さんもいるのではないでしょうか。

盆踊りは座ったままできるレクリエーションなので、転んでしまう心配もありません。
介護職員はハッピなどを着れば夏を感じることができます。

おすすめな曲名は「ズンドコ節」や「炭坑節」などです。

ズンドコ節を使った体操

また「きよしのズンドコ節」に合わせて体操を行うのもおすすめです。
多くの介護施設ではズンドコ節を流したことがあるのではないでしょうか?
ズンドコ節はリズムを取りやすいテンポなので、膝の屈伸をしたり、体を捻る運動など、全身の体操を行うにはおすすめです。

風鈴作り

夏には風鈴が欠かせません。
風が吹いた時に鳴る心地よい音。

そんな風鈴が紙コップを使えば簡単に作れます。
紙コップにお好みのデザインを描き、まずは外見を完成させます。
飾るときは紙コップの底の部分が上向きになるので、間違えないように気をつけましょう。

デザインができたら、紙コップの底面に穴を開けてタコ糸を通します。
あとはお好きな場所に飾るだけです。

糸を通した部分に鈴をつけると風を受けるたびに鈴の音が鳴り響き、夏を感じることができます。

てるてる坊主作り

この時期はジメジメ・どんよりとした梅雨があります。
「少しでも晴れてほしい」
そんな思いを込めててるてる坊主を作るのはどうでしょうか。

ティッシュでは小さなてるてる坊主しか作れないので、新聞紙を丸めて、布を被せるだけで大きなてるてる坊主を作ることができます。
また、布に刺繍をすれば口と目を作ることもできます。

流しそうめん大会

夏の風物詩でもあるそうめん。
近所で竹を譲ってもらえれば、流し台・お箸・お椀を竹で揃えると、それだけで楽しめます。

また、竹が用意できない場合には、牛乳パックなどでも代用することができます。
牛乳パックを開いて、4面あるうちの1面だけ切り落とします。
それを横向きに2枚重ねてホチキス止めしましょう。

傾斜を出すにはティッシュボックスを繋げて、牛乳パックの下を支えるように繋げます。
そうめんが流れきった先には、ボールなどを置いて、流れてきたそうめんが溜まるようにしておきます。

これだけで簡単に流しそうめんを行うことができます。

かき氷作り

かき氷も夏の風物詩ですね。
かき氷は氷を細かく砕いたものなので、嚥下機能が低下している方でも食べやすいおやつです。

お好きなシロップをかけたり、フルーツを盛りつけたりしましょう。
夏の暑さも吹き飛びます。

手作りうちわ

利用者さんの中には冷房が苦手で、うちわを扇いでいる方も多いのではないでしょうか。
冷房が苦手な利用者さんにおすすめなのが、手作りうちわです。

何も描かれていないうちわが100円ショップなどで売られているので、あらかじめ用意しておきましょう。
あとは利用者さんに好きな絵を書いてもらうだけです。

材料が用意できるなら、骨組みからうちわを作るのもいいですね。
手をたくさん使う工作は、脳の活性化にも期待できます。

七夕飾り作り

7月7日は七夕です。
七夕は日本だけではなく、東南アジア諸国でも節日とされています。

そんな七夕の飾りをレクリエーションで作ってみるのはいかがでしょうか。
織姫と彦星は七夕には欠かせません。
折り紙で簡単に作ることができますが、この時に使用する折り紙は和紙の折り紙がおすすめです。

織姫と彦星以外にも、星やあみ飾り、ぼんぼりなども折り紙で簡単に作ることができるので、ぜひ作ってみましょう。
ちなみに、あみ飾りは漁師が使う網をイメージした飾り物とされています。

魚がたくさん取れることから、あみ飾りは「幸せを掴みとる」という意味があるそうです。
折り紙などの手先を動かす作業は、脳の活性化にも効果的なのでおすすめです。

短冊

七夕の飾りに欠かせないのが、願い事を書いた短冊です。
利用者さんそれぞれに短冊を書いてもらい、施設に飾っていきましょう。
近くに笹の葉があれば、譲ってもらうこともできるので、用意できれば笹に吊るすことで季節感を楽しめます。

暑中見舞いのハガキづくり

6月15日は「暑中見舞いの日」とされています。
暑中見舞いを出すのは小暑(7月7日ごろ)から立秋(8月7日)前までと言われています。
6月に書くのは少し早いですが、夏らしいレクリエーションです。

オリンピックゲーム

1894年6月23日は国際オリンピック委員会がパリで設立された日とされています。
オリンピックのような種目は行えませんが、いくつかレクリエーションを組み合わせて模擬オリンピックを体験してみるのもおすすめです。

筆者おすすめのレクリエーションはボッチャ。
ボッチャは元々障害者スポーツの一つで、車椅子の方などでも簡単に参加することができます。

ボッチャの道具は結構な値段がするため、お手玉で代用します。
得点票は床に置いておき、そこから3〜5m程度離れて、得点表に向かってお手玉を投げていきましょう。

中心に近ければ近いほど点数を高くする、
もっとも遠いところを高得点にする、などアレンジ方法はさまざまです。

もしお手玉がたくさんない場合には、新聞紙を丸めてガムテープで補強したものを使いましょう。
新聞紙がある分だけボールを作れますし、手軽に作ることができるのでおすすめです。

まとめ

この記事では夏のレクリエーションにおすすめな内容をいくつか紹介をしました。
嫌になるような暑さをレクリエーションで吹き飛ばしていきましょう。

今回紹介したレクリエーション以外にも「レクシル」ではさまざまなレクを紹介しています。
頭の体操や塗り絵、カラオケなどもあるので、ぜひ一度利用してみてください。
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