冬といえばクリスマスにお正月。
行事が盛り沢山で楽しい季節ですが、一方で様々なレクリエーション行う機会があり、企画や準備が大変ですよね。
この記事では冬のレクリエーションにおすすめの内容をいくつかご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてください。
冬におすすめなレクリエーション
本格的な寒さを迎え、体を動かすのが億劫になってくる季節です。
しかし、これまで行なっていた運動を行わなくなると、あっという間に筋力は落ちてしまいます。
足の筋肉は1日で2〜3%は落ちてしまうことが報告されています。
そうなると、これまでできていた事もできなくなってしまいます。
冬におすすめの体操もご紹介していきますので、ぜひ取り入れてみてください。
新聞紙丸め
まず一つ目は新聞紙丸めです。
足の指をたくさん使う体操になります。
新聞紙1枚の半分を用意して、椅子に座った状態で足の下におき、両足を使って誰よりも早く新聞紙を丸めていきます。
両足で丸めることができたら、片足で丸める・丸めた新聞紙を広げる、など応用することもできます。
利用者さんの中には末端冷え性の方もいるかと思います。
足の筋肉をたくさん使うことで、血流が増加し、冷え性に対しても効果が期待できます。
新聞紙やぶり
新聞紙丸めで使った新聞紙をそのまま使い回しましょう。
介護職員が新聞紙を開いて両端を持って広げておき、利用者さんに「パンチ」で破ってもらいます。
パンチなら座った状態でもできるので、体操を楽しみながら行うことができます。
一回で破れないと悔しがりながら何度もチャレンジしてもらえるので、単調になりやすい体操も盛り上がりやすいです。
一回で破れる利用者さんがいた場合には、小さめの新聞紙でもチャレンジしてもらいましょう。小さい新聞紙の方が破りにくいの、難易度をあげることができます。
お手玉とばし
足の甲にお手玉を乗せて、遠くに飛ばす体操です。
大腿四頭筋という筋肉の体操になります。
床に点数を書いた紙を用意して、利用者さん同士で競争すると、より楽しみながら体操を行うことができます。
お手玉は足の甲の形に馴染みやすいので、遠くに飛ばすのにもってこいです。
少し難易度を上げたい場合には、丸めた新聞紙をガムテープで補強したものを足の甲に乗せて飛ばしましょう。
不安定なものを安定させるためには、より多くの筋肉が協調的に働く必要があるため、より一層足の体操になります。
クリスマス会の準備
冬といえばクリスマスですよね。
クリスマス会に向けてさまざまな飾りを作っていきましょう。
ミニクリスマスツリー
クリスマスに欠かせないのが、クリスマスツリーです。
紙コップを使えば簡単にミニクリスマスツリーを作ることができます。
クリスマスリース
玄関やドアに飾ってあることが多いクリスマスリース。
100円ショップで材料を揃えておけば、簡単に手作りをすることができます。
手を使った工作は脳の活性化も期待できるため、クリスマスの飾りを作りながら脳トレにもなります。
クリスマスカード
利用者さん同士でクリスマスカードを送り合うのもおすすめです。
レクリエーションの目的の一つに、他者との交流があります。
手作りのクリスマスカードを送り合うことで、会話や交流が生まれるきっかけとなります。
雪だるま
冬といえば雪だるまです。
雪だるまもクリスマスの飾りには欠かせません。
靴下を使えば簡単にミニ雪だるまを作ることができます。
作り方
白い靴下を用意して、先5cmを裁断します。
切り口を凧糸で結び、裏返します。
その後、お米1合を靴下の中に入れ、入れた口を凧糸で結びます。
首部分を凧糸で縛り、顔を作ります。
フェルトで目や鼻を作り、つま先部分を頭に被せれば完成です。
正月飾りつけ
新年を迎えるにあたり、お正月の飾りつけはしておきたいですよね。
「正月」という呼び名は新暦の1月を意味しているため、年越しをしてから、お正月の飾りつけをしても全く問題はありません。
なので、新年を迎えたら、色紙を使って門松やお餅などを作って、施設に飾ってみましょう。
それだけでも季節感を感じることができます。
注意しておきたいのは12月31日にまとめて飾ってしまうこと。
31日に飾るのは「一夜飾り」と言い、縁起が悪いとされています。
これは急ごしらえで神様に失礼であるから。とされています。
31日までに用意ができなかったら、年越しをしてからゆっくりと飾りつけましょう。
書き初め
お正月のイベントといえば「書き初め」です。
書き初めには1年の抱負を新たにする意味合いや字の上達を願う意味合いが含まれています。
完成した作品は施設内に展示しておけば、ご家族がいらした際に見ていただくこともできます。
冬にちなんだ雑学クイズ
ここからは冬にちなんだ雑学クイズをご紹介していきます。
1.冬の一大イベント!クリスマス♪
サンタクロースのそりをひっぱっているトナカイって何頭いるでしょう?
A.2頭
B.3頭
C.9頭
2.有名なサンタクロースの服は赤ですが、ロシアのサンタクロースは違う色をしています。それは何色?
A.緑色
B.むらさき色
C.青色
3.お正月のおせちに関する問題です。「未来の見通しがいい」という意味があるものは?
A.伊達巻き(だてまき)
B.れんこん
C.エビ
4.おせちの具材で、初日の出を表している食べ物はなんでしょう?
A.さといも
B.栗きんとん
C.紅白かまぼこ
5.おせちの具材で、「子孫繁栄」の意味をもつ具材が、3つあります。えび・さといも・あと一つはなんでしょう?
A.くわい
B.鯛
C.田作り
冬にちなんだ雑学クイズ解答編
1.C:9頭
9頭すべてに名前もついています。
ダッシャー・ダンサー・プランサー・ヴィクゼン・コメット・キューピッド・ドナー・ブリッツェン・ルドルフで、赤鼻のトナカイで有名なのは、ルドルフという名前のトナカイだそうです。
2.C:青色
ロシアでは、「ジェドマロース」として親しまれています。
孫娘のスニェグーラチカをつれて、プレゼントを配るという風習があります。
3.B:れんこん
れんこんには、沢山の穴があいていて、先を見通せる形になっているので、将来の見通しがきくようにという願いがこめられています。
4.C:紅白かまぼこ
赤は魔除け・白は清浄の意味があります。
5.A:くわい
大きな芽が出てめでたい。
また、小球がたくさんつくので、子孫繁栄を願います。
まとめ
この記事では冬のレクリエーションにおすすめの内容をいくつかご紹介しました。
年末年始は介護職員も大忙しだと思います。
今回の内容を日々の業務に活用してみてください。
また、今回紹介した他にも「レクシル」にはレクリエーションが豊富に用意されています。
ぜひそちらも活用してみてください。
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