レク・体操

8月のレクリエーションにおすすめ7選【介護施設向け】

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じめっとした日が多かった7月にさらに暑さが加わる8月。
蝉時雨が室内にまでよく響き渡り、夏の訪れを感じさせてくれます。

この時期になると、屋外でレクリエーションを行うのは大変になってきます。
そこでこの記事では室内でも夏を感じれる8月のレクリエーションにおすすめの内容をいくつかご紹介していきたいと思います。

ぜひ明日からの業務の参考にしてみてください。

8月におすすめのレクリエーション

8月の行事といえば「夏祭り」です。
介護施設によっては、夕方から夏祭りを行っている場所もあるのではないでしょうか?

屋外で行えない介護施設でも、一工夫で夏祭りの雰囲気を楽しむことができます。
ここからは8月におすすめのレクリエーションをご紹介していきます。

風鈴作り

夏には風鈴が欠かせません。
風が吹いた時に鳴る心地よい音。

そんな風鈴が紙コップを使えば簡単に作れます。
紙コップにお好みのデザインを描き、まずは外見を完成させます。
飾るときは紙コップの底の部分が上向きになるので、間違えないように気をつけましょう。
デザインができたら、紙コップの底面に穴を開けてタコ糸を通します。

あとはお好きな場所に飾るだけです。
糸を通した部分に鈴をつけると風を受けるたびに鈴の音が鳴り響き、夏を感じることができます。

スイカ割り

実際のスイカを割るのはなかなか大変なので、スイカ柄のビーチボールを用意します。
あとは実際のスイカ割りと同じ要領で進めていきます。

目隠しをして歩いてもらうため、介護職員が付き添い、転倒に気をつけましょう。
周りの利用者さんや他の職員がしっかりと声かけを行って、誘導をしましょう。

ビーチバレー

スイカ割りで使用したビーチボールを活用して、ビーチバレーを楽しんでみるのもおすすめです。
利用者さんは椅子に腰掛けて、おへそくらいの高さにロープを張っておきます。
このロープより上を通して、相手チームにボールを返していきましょう。

ビーチボールの空気を少しだけ抜いておくと、優しく行うことができます。
また、夏ならではの曲や海のBGMなどを流すとさらに季節感を楽しむことができます。

流しそうめん大会

夏といえば流しそうめんです。
用意できれば竹を用意して、流し台・お箸・お椀を竹で揃えると、それだけで楽しめます。

また、竹が用意できない場合には、牛乳パックなどで代用することができます。
牛乳パックを開いて、4面あるうちの1面だけ切り落とします。
それを横向きに2枚重ねてホチキス止めしましょう。

傾斜を出すにはティッシュボックスを繋げて、牛乳パックの下を支えるように繋げます。
そうめんが流れきった先には、ボールなどを置いて、流れてきたそうめんが溜まるようにしておきます。

これだけで簡単に流しそうめんを行うことができます。

手作りうちわ

利用者さんの中には冷房が苦手で、うちわを扇いでいる方も多いのではないでしょうか。
私が働いていた老健では冷房は弱めに設定をしていました。

冷房が苦手な利用者さんにおすすめなのが、手作りうちわです。
なんの絵柄も描かれていないうちわが100円ショップなどで売られているので、あらかじめ用意しておきましょう。
あとは利用者さんに好きな絵を書いてもらうだけです。

材料が用意できるなら、骨組みからうちわを作るのもいいですね。

手をたくさん使う工作は、脳の活性化にも期待できます。

千本引き

夏祭りの出店にもある千本引きですが、手作りで簡単に楽しむことができます。
用意するのは段ボールと太めの紐です。

天面となる段ボールの側面に穴を開けて、ロープを垂らし、景品にくっつけるだけです。
簡単に作ることができるので、作成は利用者さんにお任せをしてみましょう。

段ボールの下に支柱などを取り付けると、高さのある千本引きが完成します。
夏祭りを行っている介護施設では、ぜひ取り入れたい内容です。

8月にちなんだ雑学クイズ

ここからは8月にちなんだ雑学クイズを紹介していきます。
知っているようで知らない雑学。
ぜひ利用者さんと楽しんでください。

1.猛暑日とは気温が何度以上の時でしょうか?

A.25℃
B.30℃
C.35℃

2.夏バテすると色が白くなる生き物は?

A.わかめ
B.サンゴ
C.たこ

3.世界一暑いと言われる国はどこでしょう?

A.ジブチ共和国
B.インド
C.カンボジア

4.8月には全国至るところで花火大会が行われています。花火が打ち上がる際の「ヒュ〜」という音。何故なるのでしょうか?

A.花火玉から空気が抜ける音
B.花火玉が空気を切り裂く音
C.花火玉につけられた笛の音

5.風鈴は元々何のために吊るされていたでしょうか?

A.涼しさの演出
B.豊作祈願
C.魔除け

8月にちなんだ雑学クイズ解答編

1.A:35℃以上

猛暑日は35℃以上に使われます。
25℃を超えたときは夏日、30℃を超えたときは真夏日と言います。

2.B:サンゴ

サンゴの綺麗な色はサンゴの体内にある褐虫藻によるものです。
暑さが厳しくなると、海水温の上昇や紫外線などの影響から褐虫藻が体内から逃げ出してしまいます。
そうするとサンゴは綺麗な色を出すことができず、白くなってしまうのです。

3.A:ジブチ共和国

ジブチ共和国は東アフリカにある国です。1977年にフランスから独立をしました。
自衛隊が初めて海外に設置した活動拠点としても知られています。
平均気温は30℃を超え、最高気温は71.5℃だそうです。平均最低気温は23℃。
日本では考えられない気温ですよね。
真夏にはプールが熱湯になってしまうため、閉鎖されるそうです。

4.C:花火玉につけられた笛の音

打ち上げ花火には「曲」「上り曲」と言われる付加物があります。
これによって花火が上昇するときにさまざまな効果が現れる仕組みになっています。

笛はパイプに詰められた火薬に点火すると音が鳴る仕組みになっており、上昇中に音を出すのが笛、音とともに銀色に発色するのが「銀笛」と呼ばれています。

5C:魔除け

鈴の音には厄除けの効果がある、と昔から言われていました。
玄関に吊るしておくことで、音の聞こえる範囲は魔除けの効果があり、風鈴が壊れたら風鈴が身代わりになってくれた、と言い伝えられています。

まとめ

この記事では室内でも夏を感じれる8月のレクリエーションにおすすめの内容をいくつかご紹介しました。
介護施設に入所していると、季節を感じれなくなってしまいます。

そういう時にその季節ごとのレクリエーションを取り入れることで、季節感を楽しむことができます。
ぜひ今回の内容を参考に、明日からの業務に活用してみてください。

また、レクシルには他にも様々なレクリエーションが紹介されているので、そちらも活用してみてください。
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