レク・体操

2月のレクリエーションにおすすめ7選【介護施設向け】

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1月の寒さもだいぶ和らぎ、春の訪れを感じる日が多くなってきました。
春一番が吹いたり、ウグイスの鳴き声が聞こえてきたりします。

老健やデイサービスなどでも春の訪れを感じれるレクリエーションを取り入れることで、季節感を楽しむことができます。
この記事では2月のレクリエーションにおすすめな内容をいくつかご紹介していきますので、参考にしてみてください。

2月におすすめのレクリエーション

2月は急激に冷え込む日があったと思えば、暖かい日差しに春の訪れを感じる日もあります。
2月には立春があり、長かった冬の終わりを告げ、春に向かっていく季節です。

そんな2月には体を動かすレクリエーションを多めに取り入れてみてはいかがでしょうか。
春に向かっていく陽気の合わさって、気分も前向きになります。
ここからは2月におすすめなレクリエーションをご紹介していきます。

豆まき

2月の代表的なイベントは「節分」です。
介護職員が鬼役になって、利用者さんと豆まきをするのはいかがでしょう。
豆まき用の豆では後片付けなどが大変なので、小袋入りのお豆を用意しておけば、後片付けも楽に行うことができます。

また、ちょっと変わり種ですが、落花生を殻ごと投げるのもおすすめです。
粒が大きいので拾いやすいですし、壁の隙間などに入ってしまって取りにくい、なんてこともありません。
介護職員は当てられるとちょっと痛いので、一生懸命逃げましょう。

鬼のお面作り

豆まきに欠かせないのが、鬼役です。
鬼役用のお面を作るレクリエーションもおすすめです。
お面作りのように、手を使う細かい作業は利用者さんの脳活性化が期待できます。
特に手を使う作業は脳を活性化させることが報告されていますので、ぜひ取り入れてみてください。

恵方巻き作り

節分といえば恵方巻きでもあります。
介護施設によっては食事レクもありますので、その時に利用者さんで恵方巻きを作るのもおすすめです。
作った恵方巻きを他の利用者さんが食べたときに喜んでもらえると、作った利用者さんの自己肯定感も上がり、QOL向上にも繋がります。
市販されている恵方巻きには海鮮類の生物が入っていますが、介護施設で作る場合には生物などは避けておくといいと思います。

豆掴み

豆まきで、豆まき用の豆を使った場合にはお箸で豆掴みもおすすめです。
お皿を2枚用意しておき、片方にお豆を、片方は空にしておきましょう。
できるだけ早く、お箸を使って空のお皿にお豆を移していきます。
より早い時間でお豆を移すことができた利用者さんの勝ちです。

お箸でお豆を使う動作は、手をメインに使うため、脳の活性化にも有効です。
また、掴めたと思うと、ツルッと滑り落ちてしまうので利用者さん同士で盛り上がります。

チョコレートフォンデュ

2月14日はバレンタインデーです。
それにちなんでチョコレートフォンデュはいかがでしょうか。
普段から介護施設ではおやつの時間にさまざまなお菓子などが出ていると思います。
その時に出ていたお菓子を元にすれば、手軽に行えます。
火を使わずにチョコを溶かす器具もあるので、そちらを用意することができれば、2月におすすめのレクリエーションです。

ひな飾り作り

3月3日はひな祭りですが、ひな飾りを飾る時期は、立春から2月中旬にかけてがいいと言われています。
なので、節分に関するレクリエーションが終了したら、ひな飾りに移行してみてはいかがでしょうか?
利用者さんが作ったひな飾りを施設に飾ることで、利用者さんの気分も高まるでしょう。
折り紙を使えば簡単に作ることができますし、工作レクを行っている施設ではフェルトなどを作って、少しこだわったひな飾りを作るのもいいと思います。

2月にちなんだ雑学クイズ

ここからは2月にちなんだ雑学クイズをご紹介していきます。
雑学だと思っていても、介護施設などのレクリエーションでは盛り上がります。

1.2月最初の「午(うま)の日」を「初午」と言います。この日は、全国にある神社でお祭りが行われますが、何神社で行われるでしょう?

A.金刀比羅神社
B.八幡神社
C.稲荷神社

2.2月19日ごろが24節気の1つです。降る雪が雨へと変わり、雪が溶け始めることを何というでしょう?

A.雨水
B.雪解け
C.啓蟄

3.2月22日はある動物の日です。何の動物でしょう?

A.犬
B.うさぎ
C.猫

4.2月3日の節分にまくお豆。どうして節分に豆をまくのでしょう?

A.邪気を払う
B.出世のため
C.食べ物に困らないように

5.豆をまく時には、炒った豆を使わなければなりません。その理由は?

A.生の豆では拾い忘れる芽が出るから
B.生の豆だと鬼に当たった時に痛くないから
C.生の豆だと柔らかくて鬼を退治できないから

2月にちなんだ雑学クイズ解答編

1.A:稲荷神社

711年2月の初午の日、京都の伏見稲荷大社に稲荷大神が降りてきたと言われています。
そのためこの稲荷大神を祀る祭事が全国で行われるようになりました。
ちなみに京都伏見稲荷にある鳥居ですが、「千本鳥居」と呼ばれていますが、実際には1万以上の鳥居があります。

2.A:雨水

立春からさらに春の訪れを感じ、昔から農耕の準備を始める目安とされています。
地方によっては、この日にひな人形を飾ると良縁に恵まれるとされています。

3.C:猫

222で「ニャンニャンニャン」ということで猫の日とされました。
それにちなんで2月22日には介護施設でアニマルセラピーを行っている場所もあります。

4.A:邪気を払う

豆をまくことで邪気(鬼)を追い払うことができ、1年間の無病息災を願うという意味が込められています。

5.A:生の豆では拾い忘れると芽が出るから

拾い忘れは豆から芽が出ると、縁起が悪いとされています。
火を通すことで芽が出るのを防いでいるため、豆を炒っています。
また、炒る=射る、豆=魔目と言われており、「魔目を射る」というようにいわれています。
豆を炒ることで、鬼を封印し、最後に豆を食べ、鬼を退治したということになるそうです。

まとめ

この記事では2月のレクリエーションにおすすめな内容をいくつかご紹介しました。
日差しが暖かくなると、体を動かしたくもなってきます。
お面作りで手先をたくさん動かして脳を活性化させた後に、豆まきで全身を動かしてみるのがおすすめです。

暖かい日差しに包まれ、体を動かしやすい季節になってくるのが2月です。
今回紹介した以外にも体をたくさん動かす体操もおすすめです。
レクシルではさまざまな種類の体操や脳トレなどが紹介されているので、そちら参考に体操を取り入れてみるのもいいと思います。
ぜひ2月のレクリエーションを楽しんでください。
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