レク・体操

いつものレクリエーションにタオルを添えて【タオルを使ったおすすめレク11選】

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介護施設で行うレクリエーションってマンネリ化しちゃう…
そんなふうに感じている介護職員の方もいるのではないでしょうか?
マンネリ化してしまうと、脳が外部からの刺激を受けなくなり、利用者さんの脳の活性化があまり期待できなくなってしまいます。

そうなってしまわないようにレクリエーションのレパートリーは多いに越したことはありません。
そこでこの記事では、いつものレクリエーションにタオルを添えるだけ、一味異なる楽しみ方をできるレクリエーションをご紹介していきます。

レクリエーションにタオルを使う

いつものレクリエーションにタオルを追加するだけなので、どこの介護施設でも簡単に行うことができます。

タオルタワー

折り畳んだタオルを積み重ねていくレクリエーションです。
より多くのタオルを積み重ねることができた利用者さんの勝ちです。

簡単に難易度を上げることもできます。
難易度を上げるためには空き缶とおぼんもしくはお菓子の蓋を用意しましょう。

空き缶の上におぼんもしくはお菓子の蓋を載せて、不安定な状態を作ります。
その状態でタオルを積み重ねていくことで、難易度が上がります。
難易度を上げることで、全身の筋肉の協調的な働きを促進する可能性があります。

タオル投げ

利用者さん数名で輪になるように座り、その中心に少し大きめの箱を用意しておきます。
この箱の上にめがけて結んだタオルを投げていきます。
箱の上に載せることができた利用者さんの勝ちです。

ボッチャ

ボッチャは元々障害者スポーツの一種として行われていました。
ボッチャの正式な道具は高いので、お手玉を使うことをおすすめしていましたが、丸く結んだタオルでも代用可能です。

丸めたタオルを用意しておけば、あとは床においた得点板に向かって投げるだけです。
座った状態でも簡単に行うことができるので、車椅子の方にもおすすめです。

タオルリレー

タオルリレーはチーム制で行うことで、より盛り上がることができます。
準備は丸めた新聞紙を用意するだけです。
新聞紙の先端にタオルを引っ掛けて隣の人にパスしていきます。
一番最初に最後の人にタオルが渡ったチームの勝ちです。

かぶって叩いてじゃんけんぽん

テレビなどでもよくやっている「かぶって叩いてじゃんけんぽん」。
これをタオルでやりましょう。実際に叩く必要はありません。

利用者さん同士向かい合って座ります。
お互いにタオルの先端が手元に来るように、タオルを置いておきましょう。
じゃんけんに勝った人はタオルを自分の方に引っ張り、
じゃんけんに負けた人はタオルが取られてないように先端を引っ張って阻止します。

タオルを取り切ることができた方の勝ちです。

タオル飛ばし

タオルの結んだ際に、少しだけ隙間を開けておきます。
この隙間を足首に入れて、座った状態で足を振り上げてタオルを遠くに飛ばしていきます。
より遠くに飛ばすことができた利用者さんの勝ちです。

片足立ちができる利用者さんは、立った状態で行うのもおすすめです。
このとき、転倒しやすいので介護職員は近くで見守っておくようにしましょう。

タオルでボールわたし

利用者さん同士向かい合って、2列作ります。
向かい合っている利用者さん同士でタオルを引っ張りボールが置けるようにしておきましょう。

一人だけボールを渡す役で先頭に座り、2番目の人たちのタオルの上にボールを置いていきます。
ボールを受け取った2番目の人たちはタオルをうまくコントロールして、3番目の人たちのタオルの上にボールを置いていきます。
最後の人まで回ったら、逆順で先頭の人にボールを戻していきます。
2チーム作っておき、先に先頭の人にボールを返すことができたチームの勝ちとなります。

タオル玉入れ

少し離れたところにボックスを用意しておき、丸めて結んだタオルをそこにめがけて投げていきます。
タオル玉入れをする際はチーム制にして、より多くのタオルを入れることができたチームの勝利などとすると盛り上がりますよ。

また、ボックスの中にタオルがたくさん入ってくると最後の方に入れる方の難易度が高くなり、より一層盛りがっていきます。
簡単にできるのに、とても盛り上がるレクリエーションなのでおすすめです。

タオルキャッチ

利用者さん同士向かい合って座ります。
片方の利用者さんAがタオルの先端を持って、下に垂らしておきます。
向かい側の利用者さんBはタオルの根元を掴めるように手を用意しておきます。
利用者さんAがタオルを離したら、利用者さんBは床に落ちる前にタオルをキャッチします。

チーム対抗戦にして、より多くのタオルを掴むことができたチームの勝利とすれば盛り上げられます。
またタオルを離す利用者さんはタオルを掴む利用者さんのタイミングをずらすように話しかけながら行うことで、難易度を上げることもできます。

タオル綱引き続き

タオルの先端を膝で挟み、利用者さん同士向かい合って座ります。
両手は使わないように太ももの上などに置いておきましょう。
膝を上下左右の方向に引っ張って、タオルを引っ張りとることができた利用者さんの勝ちになります。
タオルを挟んでおくには、内転筋群と呼ばれる筋肉をたくさん使う必要があります。
内転筋群は健康な人でも衰えやすい筋肉であるので、筋力トレーニングとしてもおすすめです。

タオルギャザー

病院などのリハビリテーションでも用いられることのあるタオルギャザー。
利用者さん二人でどちらが先にタオルを手繰り寄せられるかを競争しましょう。
椅子に腰掛けた状態で、床においたタオルの上に足を乗せます。この時靴下は脱いでおいた方が行いやすいです。
足の指をグー・パーしながら、タオルを手繰り寄せます。

加齢に伴い、足の指の機能は低下しやすくなります。また足の指の機能が低下することで転倒しやすくなることも報告されているため、足の指の筋力トレーニングとしてもおすすめです。
※タオルギャザーをたくさん行ったからといって、転倒しなくなるわけではないので注意してください。

まとめ

この記事ではマンネリ化しやすいレクリエーションにどこにでもあるタオルを追加するだけで盛り上がることができるレクリエーションを紹介しました。
タオルを用意しておけば、いつでもどこでも行うことができますし、普段と異なるレクリエーションであるため、利用者さんも盛り上がりやすくなります。
新しいレクリエーションを取り入れて、ぜひ脳への刺激をたくさん送ってください。

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