レク・体操

デイサービスのレクで明日から使えるアイデア8選

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デイサービスでレクを行う際に、レクの内容を考えるのって結構大変ですよね。
私が働いている病院でもレクを行う機会がありますが、内容を考えるのに一苦労しています。

どんなレクにしようかな?
みんなが楽しめるレクってなんだろう?
なんてよく悩んでいました。

そこで今回はデイサービスのレクで明日から使えるアイデアをご紹介していきたいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。

デイサービスのレクで明日から使えるアイデア

私自身が病院や老健のデイサービスでレクを行う場合には、簡単すぎず、でもみんなが楽しめる程度の難易度のレクというものを意識しています。

簡単すぎると子供じみたレクになってしまい、難しすぎるとやる気を削がれてしまうからです。
また、体を動かすレクを行う場合には、転倒や転落などのインシデントに気を付けておきましょう。

ストローで吹き矢

少し太めのストローと細めのストローの2種類を用意して、吹き矢を作りましょう。
細いストローが矢になります。

壁には点数を書いた的を用意して、そこに向かって吹いていきます。

作り方

  1. 太さの異なるストローを用意する
  2. 細いストローを4〜5cm程度の長さに切り、片端を1cm程度に折り曲げ、テープで固定する。
  3. 折り曲げたのと反対側を太いストローに差し込む。
  4. 的に向かって吹く

ボッチャ

障害者スポーツの一つでもあるボッチャをレク風にアレンジしていきます。
正式なボッチャの道具は結構な値段がするので、お手玉で代用しましょう。

3〜5m程度離れて、床に点数票を置いておきます。
そこに向かってお手玉を投げていきましょう。
中心に近ければ近いほど点数を高くする、
もっとも遠いところを高得点にする、などアレンジ方法はさまざまです。

もしお手玉がたくさんない場合には、新聞紙を丸めてガムテープで補強したものを使いましょう。
新聞紙があるだけ作れますし、手軽に作ることができるのでおすすめです。

ボッチャのアレンジ

ボッチャは手で投げて行う競技ですが、足で蹴るのもOKです。
足で行う場合には、新聞紙で丸めたボールを使うのがおすすめ。

床に点数票を置いておき、2〜3m離れた位置からボールを蹴ります。
手で投げて行うボッチャに比べると難易度が高くなりますが、蹴る場合には得点を1.1倍〜1.2倍などとアレンジすると盛り上がること間違いなしです。

季節のビンゴ

季節に関連する言葉を模造紙に書いてもらいビンゴを行っていきます。
夏であれば、スイカや花火、海、BBQなどを連想して書いていきます。
模造紙に書くのは介護職員が行ってもいいですが、連想してもらうのは利用者さんにお任せしましょう。

何かを考えたり、思い出したりすることは脳の機能にとってメリットばかりです。
模造紙には9×9のマスを用意して、そこに書き込んでいきます。
書き込めたら、あらかじめ作っておいた箱の中に連想されるであろう単語を書いた紙を入れておき、利用者さんたちに引いていってもらいましょう。

意外と連想できていない単語なども多く盛り上がりますよ。

福笑い

1月には福笑いなんかもおすすめです。
テーブル単位などで行えると盛り上がります。
顔のパーツごとに切り取った紙をそれぞれのテーブルに配布して、目を瞑ってパーツを貼っていきます。

貼る位置は利用者さんに決めてもらい、実際に貼るのは介護職員が行うとスムーズにいきます。
意外と難しくてちゃんとした顔が完成しないことが多々あります。
でもそういった絵の方が盛り上がったりするんですよね。

私の病院では、完成した絵をリハ室に貼ったりして患者さんの目につくようにしていました。

頭の体操になるレクのアイデア

体を使うレクも大切ですが、頭を使うレクも大切です。
ここからは目一杯頭を使うようなレクのアイデアをご紹介していきます。

文字ならべ

バラバラになっている文字を並べ替えて単語を作るレクです。
「レクリエーション」であればホワイトボードには「し・ょ・れ・り・く・ん・―・え・ん」などというふうに書いていきましょう。

複数の単語を一緒にホワイトボードに書いておけば難易度を上げることもできますし、文字数によっても難易度を調整することができます。
カタカナの単語もひらがなで書いておいたりするのも難易度調整にはおすすめです。
また漢字で書いて並べ替えなどアレンジ方法はたくさんあります。

色遊び

さまざまな色で描かれている単語の色を答えるレクです。
例えば、画用紙に青という漢字を緑色で書いたり、赤という漢字を青で書いたりします。
司会進行役が前に立ち、画用紙を利用者さんに見えるように挙げ、なるべく早く書いてある色を答えてもらいます。

この時書いてある漢字を答えてしまう方が多いですが、漢字ではなく描いた色を答えてもらいましょう。
単純そうに見えてかなり盛り上がるレクです。

最初は書いてある漢字を答えてもらい、途中から書いている色を答えてもらうなど、アレンジもできます。

都道府県当てクイズ

各都道府県の特徴をホワイトボードに書いていき、どの都道府県を指しているのかを当ててもらうレクです。
例えば、
「海軍カレー」「観覧車」「駅伝」「鶴岡八幡宮」
などと一つずつヒントを出していきます。
ヒントを出す時間を変化させれば難易度の調整も簡単にできます。

今回の場合であれば答えは「神奈川県」になります。
より少ないヒントで答えることができた場合には高得点を、

ヒントが全部出てから答えることができた場合には、やや低めの点数を、などと点数に差をつけることで、競争心理が芽生えて盛り上がります。

まとめ

今回はデイサービスのレクで明日から使えるアイデアをご紹介しました。
ゲーム形式のレクは「できた!」「楽しかった!」などというポジティブな印象で終えることができると、次回以降も取り組みやすくなります。
難易度調整は介護職員の腕にかかっていますので、全体をよく見て難易度調整をしてみてください。

また、頭の体操・体の体操どちらも必要になります。
前半は頭の体操、後半は体の体操などどわけてもいいかもしれません。
今回紹介したレクはどれも手軽に行うことができるレクばかりなので、ぜひ明日からのレクに活かしてみてください。

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